レンジ相場が7割でトレンド相場が3割がFXの特徴!

FXはレンジ相場が7割でトレンド相場が3割と言われています。
レンジ相場とトレンド相場では戦略が違ってくるため、FXで稼ぎたいなら両者の違いを把握しましょう。
今回はレンジ相場の特徴や戦略などの基礎知識を詳しく説明していきます。

目次

レンジ相場とは

レンジ相場とは、一定の値幅で価格が上がったり下がったりを繰り返す先行き不透明な相場です。
「往来相場」「持ち合い相場」「揉み合い相場」「ボックス圏相場」とも呼ばれています。

レンジ相場が形成される3つの要因

レンジ相場が形成されるのには主に3つの要因があります。

大衆の短期的な心理状態が反映される

大前提として相場は大衆心理が反映されます。
大衆は先行き不透明な相場に対して躊躇している訳です。

景気が不透明な時

相場のトレンドを決定する材料が乏しく、先行き不透明な相場では、値動きに方向感がなく、横ばいのレンジ相場が形成されやすくなります。

次の局面に向けて待機している

レンジ相場というのはトレンドが出るまでにエネルギーを蓄えている状態であると考えられます。
トレンドが出たタイミングで資金を使いたいので、様子を伺っているのです。

レンジ相場とトレンド相場との見極め方

レンジ相場とトレンド相場の見分け方も理解しておきましょう。

相場には、トレンド相場とレンジ相場の2種類があります。
FXで稼ぐためには両者を見分けるようになる必要があります。

相場では値動きが少ないレンジ相場は負けやすく、値動きのあるトレンド相場は勝ちやすい傾向にあります。

レンジ相場になりやすい時間帯とは?

相場の7割を占めると言われているレンジ相場ですが、比較的レンジ相場になりやすい時間帯があるのをご存知ですか?
トレンド相場になりやすい時間帯はニューヨーク時間とロンドン時間です。
流通する通貨の量が多くなるため、値動きに方向が出やすくなります。

逆に取引回数や通貨流通量が少ない時間帯は値動きに方向感がなく一定の値幅で価格が推移する事になります。

特に東京時間は値動きの流動性が低く、レンジ相場になりやすいです。

9時〜15時の間の時間帯は全体的に取引量が少ないのでレンジ相場になりやすいのです。

レンジ相場の基本は逆張り

レンジ相場における基本的な戦略は逆張りです。
逆張りとは相場のトレンドに逆らったポジションを持つ事です。
上昇している時にショートポジションを保有したり、下降している時にロングポジションを保有したりします。

レンジ相場は一定のボックス圏で上下動しているので、逆張りでエントリーすれば勝率が高くなります。
ですので、レンジ相場では逆張りが効果絶大なのです。

レンジ相場の3つの特徴

レンジ相場を攻略するためには3つのポイントがあります。
この3つのポイントを意識できるようになればレンジ相場を攻略しやすくなります。

相場の7割はレンジ相場

一般的に相場の7割はレンジ相場だと言われています。
レンジ相場はトレンドが形成される前の揉み合い期間でもあります。
揉み合っている期間が長ければ長いほど、トレンドの確度が高まります。
トレンド相場に入る前は必ずレンジ相場が形成されています。

レンジ相場ではパターンを読み取る事が重要

レンジ相場はトレンド相場よりも難易度が高いです。
先行き不透明で値幅が小さく方向性が乏しい相場で利益を得ようと思ったら、テクニカル分析について学ぶ必要があるからです。

レンジ相場は必ずブレイクする

買いと売りのバランスが均等の時はレンジ相場が形成されます。
ですが、このバランスが崩れると、一方向に相場が大きく動きます。

レンジ相場は必ずブレイクしてトレンド相場に移行します。
レンジ相場⇒トレンド相場⇒レンジ相場のサイクルを何度も繰り返す事になります。

レンジ相場がブレイクするタイミングは、市場のオープン時間や経済指標発表時などです。
このブレイク時にエントリーできれば、大きな値幅を獲得できます。

レンジ相場の見極め方

レンジ相場は買いと売りが均衡して方向感がなくて一定の値幅で推移しています。
ですが、レンジ相場で跳ね返るポイントを見つけて売買して利益を得たり、ブレイクしたタイミングでエントリーするには練習が必要です。

この項目ではレンジ相場で利益を出す方法について簡単に説明します。

レンジ相場の抵抗線と支持線

一定のボックス圏で推移するレンジ相場が形成されたら、高値同士と安値同士に水平線を引きます。
高値同士を結んだ線を上値抵抗線(レジスタンスライン)、安値同士を結んだ線を下値支持線(サポートライン)として考えていきます。

ブレイクアウトの騙しを回避せよ

レンジ相場ではブレイクアウトすると見せかけてブレイクアウトしない騙しが発生するのはよくある事です。
つまり、価格はレンジ内に戻ってきてレンジ相場が継続するのです。

ローソク足がレジスタンスラインやサポートラインに接近すると大衆トレーダーによるエントリーが増えます。
ラインを一時的に超えるとブレイクアウトするように思えますが、大口トレーダーが利確して価格がレンジ内に戻る事によって騙しが作られます。

レンジ相場では他の時間足も確認する

トレンド相場では複数の時間足を見なくても簡単に利益が上げられます。
ですが、レンジ相場では短期足や長期足など複数の時間足を必ず確認しましょう。

長期足で見るとレンジ相場でも、短期足で見るとトレンド相場になっている場合が結構あります。
だからこそ、複数の時間軸を確認した上で取引をした方が騙しに遭いにくいです。

また、複数の時間足を確認する事によって、相場の分析・予測がしやすくなります。

まずは基本的な戦略をしっかり覚えよう

今回はレンジ相場の見極めと攻略方法についてお伝えしました。
レンジ相場はトレンド相場よりも難易度が高いため、エントリータイミングが難しいと感じる人も多いです。
ですが、レンジ相場の特徴を把握すれば、安定した利益を得る事ができます。

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